藤森建築と路上観察。

http://www.operacity.jp/ag/exh82/
藤森照信については高過庵くらいしか知らなくて、
あとは縄文とかそういう感じの人だったよなくらいしかイメージがなかったのですが、
今回観てみて、とってもよかったです。
図録の文章にもあったけど、この人の建築は単に原始に向かっているのではなくて、
未来と原始がかぶってるんだなあ。
ナウシカとかラピュタとか、そういう文明が荒廃してしまった未来の建築。
藤森さんの描いた未来の東京も、風の谷かと思いました。
路上観察学会もとてもおもしろかった。
VOWみたいなことをおじさんが5人で真剣にやっている。
街の中のへんてこなもの、不思議なものを見つけて、
おじさんたちで「これはいいねえ」とか「クレーみたいだねえ」とか言ってる学会。
おもしろすぎだよー。
考現学が好きな人なら絶対好き。
私も今和次郎をもう一度読み直そうと思いました。

〜7月1日@東京オペラシティアートギャラリー