初台2ヶ所とガレ。

オペラシティの中にあるICCでやってるキッズプログラムと
オペラシティアートギャラリーでやってるインゴ・マウラー展、
あと渋谷文化村でやってるエミール・ガレ展に行ってまいりました。


キッズプログラムはまさしく夏休み企画な感じで、
光と音を使ったインスタレーションを子どもに遊び感覚で楽しんでもらおう、というもの。
ほんとにゲーム感覚、アトラクション感覚で楽しめちゃいました。おとなが行っても楽しい。
芸術と技術の合間というか、科学技術館で遊んでいる感じに近いかなあと。
おもしろかったのは、こっちが打ち込んだことばをインターネットで検索して
その検索結果ででてきた文字と画像をミックスして映像化するという装置。
「スビシシ」て入れてみたらこのブログが出てきたよ。。(→id:momo8823:20060415#p3)


アートギャラリーのほうは、照明のインダストリアルデザイナーの作品展。
もともとインテリアみるのが好きで、照明売り場とか行くとうっとりしてしまうのですが、
この方の作品もとてもすてきでした。
金魚が泳ぐ水槽の水面を光で壁に映し出すインスタレーションがあったのですけれども、
これがもうなんともすてきで。
ほかにも和紙を使った作品やら日本語タイトルの作品やらがちらほらあって、
和のこころがわかっている人なんだなあと思いました。
そいやCASAの9月号(特別号?)で桂離宮に行ってましたねインゴさん。
インダストリアルデザインなので、製品なので購入可能だったりするのですけれども
そりゃあもうお値段のほうがあれなのですよ。
一般庶民が日々の生活でアートを満喫するなんてまだまだ夢なのかしらね。


ガレはいまいちでした。(あ、いっちゃった。)
私の中ではガレといえばランプ!なのですが今回ランプはほとんどなかったのですもの。
でもガレの技術?テクニック?はやはり卓越しているのですね。
ほかの人のガラス作品と比べると一目。ガラスの層と層の間に装飾するとかあんた。
でもドーム兄弟の作品は私は好きでした。色合いとか。
あとガラス工芸のいろんな技術についての解説パネルがあって、すごく勉強になりました。
しかしああいうところにあるスペースは展示空間としてよくない気がする。


ICCキッズプログラム
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2006/Kidsprogram/index_j.html
〜8月20日@NTTインターコミュニケーションセンター(初台オペラシティ内)


インゴ・マウラー展
http://www.operacity.jp/ag/exh74/index.html
〜9月18日@オペラシティアートギャラリー


エミール・ガレドーム兄弟
http://210.150.126.198/shokai/museum/lineup/galle/index.html
〜8月27日@Bunkamuraザ・ミュージアム