文系大学院生もしくは進学志望者に愛を込めて。

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読んでて心臓がばくばくしました。あー。わー。
研究室の先輩を見ていてもいろいろと思うところはありましたが、

そう、一生研究をやっていくという道はものすごく険しい。
相当な実力とセンスがなければ、というのはもちろん、運やタイミングにもよるし多少のコネも必要。
すごく分析力もあってセンスのいい人でも、そのやっていることに人が興味を持って評価してくれないと話にならない。
研究室の博士の先輩でも、韓国研究している先輩は韓流ブームも手伝って仕事がどんどん舞い込んでるけど、ばりばりのキリスト教学をやっている先輩の状況は厳しい。とか。
博士に行くくらいだからみんなすごく能力が高くて志も高いのだけど、文系の場合は(理系はわからんけど)どんなに優れた研究をしていたってニーズがなければお仕事にはつながらない。
だからただ単に自分のやりたい研究をやっていればよいというものでもない、と思う。
お仕事にする以上、自分を売り込んでいかなくちゃいけない。そのへんは就活と大して変わらんのかもしれない。いや、それ以上に難しいでしょう。
私はとてもじゃないけどそんなコースには乗れない。自分の能力の限界もわかってるし、タイミングも運もよくない。
研究はやろうと思えばまたできるから。
今はとりあえず就活がむばります。