青森弘前の旅。番外篇。

弘前行く途中に寄った秋田での話と、弘前から帰る途中に寄った酒田の話。


秋田では、千秋公園の中にある平野政吉美術館に行きました。
おめあては、藤田嗣治が描いた「秋田の行事」というでかい壁画。
(キャンバスに描いた油彩なので正確には壁画ではないのですが)
とにかくでかかった。。しかし南米から帰ってきたあとの絵なので人間一人一人の表情が豊かに
描かれていて、動きのある迫力のある絵でした。
藤田のコレクションが多い美術館で、現在全国巡回中の藤田嗣治展に何点も出品しているみたい。
で、その代わりに東京近美と京都近美から近代洋画を何点か借りて展示を作っていて、
そういう協力体制っておもしろいなあと思いました。


酒田では5時間くらい時間を作って、自転車借りてがっつりまわってきました。
酒田は近世に西廻り航路の要港として堺とともに栄えた湊町で、豪商の本邸・別邸や港近くの
倉庫なんかがかっこよかったっす。
特に本間さんという商家はほんとにすごかったらしく、本邸も別邸も庭園もとにかく立派!
欄間とか照明とかのデザインがいちいちすてき。
そして夕暮れの酒田港をみてまいりました。夜はちょっと怖いので夕暮れ時に。
海がないところで育ったせいなのか、海って好きだけど怖いのです。
夜だけじゃなくたぶん昼間も。きれいと思う反面とても怖い。


なんかまあそんなこんなで帰ってきました。
一人旅って心細い感じがするけど実際はいろいろな場面でいろいろな人と知り合える機会があって
すごく刺激を受けられる感じがします。
特に弘前のユースは毎日いろんな人が泊まりに来て、その話を聴いてるだけでもものそい楽しい。
次に一人旅をするのは春休みになりそうですが、次は是非暖かいほうに行きたいですな。


あ、今月仙台に行くんだった。