多様な現実を見つめることと理論化すること。

今日は一冊の本をめぐって、
多様性を言うことがどこまで有効で、どこから普遍的な理論が立てられるかという話になりました。
文化人類学をやる人にとってこの命題は死活問題で。
ある文化や社会に見られる特殊な構造を指摘することで、
世界の多様性をいうことが学問としての存在意義である文化人類学にとって、
その「ある文化や社会」の話をどのレベルの理論にのせて
「ほかの文化や社会」との話に広げていけるのかということ。
異文化を語るときにそれらのどこまでを共通了解として理論を構築していけるのか。


む、むずかしいです。。わたしにこたえはだせません。。
死の儀礼―葬送習俗の人類学的研究