話し合いにならない話し合い。

こんな話がありました。

無人島に二隻のクルーザーが迷い込みました。
一隻には若い女とそのフィアンセが、もう一隻にはヨットマンと老人が乗っていました。
無人島にたどり着くとフィアンセが原因不明の高熱にうなされはじめ、女は献身的に看病しますが熱は一向に下がりません。
女はヨットマンに医者がいるところまで船に乗せてくれないか頼みましたが、ヨットマンは医者がいる島まで数時間かかり、なおかつ夜の航海は危険で命に関わると考えていました。
しかしヨットマンは女に自分と寝るなら船を出してもいいといいました。
女はそれを聞いて悩み、老人に意見を聞きましたが、老人は「私はどうするべきかなんて言うべき立場にはない。あなたが思った通りにすればよい。」といいました。
女はヨットマンの言う通りにし、フィアンセとともに医者のいる島まで乗せていってもらいました。
医者の治療によってフィアンセは回復しますが、女がこれまでの経緯を正直に話すとフィアンセは怒り出し絶交すると言い放ちます。
女が悲しみに打ちひしがれていると、医者が「悩みがあるなら話してごらん」といってきました。
女がこれまでのことを話すと、医者は「彼もきっとわかってくれるはずだ」といって彼女の肩にそっと手をのせました。

こんなような話を読んで、好感が持てる順に登場人物を順位付けします。
それについて話し合ったのですが、
・・・・・・大論争になりました。
ちなみに私は
①老人
②フィアンセ
③医者
④女
⑤ヨットマン
だったのですが。人によって読み方とか感じ方とか違うみたいですねー。
こういう話し合い(論争?)は不毛ではあるけれどもおもしろいなあと思いました。よ。